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屋根 葺き替え

屋根には建物を雨風や紫外線から守るための重要な役割があります。しかし、経年劣化や台風などの自然災害により、屋根材の破損や雨漏りが生じることも少なくありません。

屋根修理には様々な方法がありますが、屋根のダメージが深刻な場合は、修理ではなく屋根の葺き替えを検討する必要があります。

今回は葺き替えを行うタイミングやメリット・デメリット、費用相場などについてご説明いたします。

屋根葺き替えとは

屋根の葺き替えとは、既存の屋根材や防水シートを撤去し、新しい屋根材を一から施工し直す工事のことです。屋根の表面だけでなく、下地材や防水シートなども必要に応じて補修・交換できるのが特徴です。

屋根リフォームのひとつにカバー工法という方法もありますが、カバー工法の場合は既存の屋根材を撤去せず、その上から防水シートや屋根材を重ねるため、葺き替えとは違い下地の補修まではできません。

屋根葺き替えが必要なタイミング

屋根材の寿命を迎えたとき

屋根材には種類によってそれぞれ耐久年数があります。寿命を迎えた屋根材を使用し続けると屋根としての機能を果たせなくなり、破損や雨漏りの発生などに繋がってしまいます。

一般的によく使われている屋根材の耐久年数は以下の通りです。適切な時期に葺き替えを行うことで、屋根全体の耐久性や機能を復活させることができます。

スレート 20~25年
ガルバリウム鋼板 30~40年 塩害地域の場合は約15年
アスファルトシングル 20~30年
日本瓦 50~100年
セメント瓦・モニエル瓦 30~40年
トタン 10~20年

雨漏りや内部構造の腐食が進んでいる

下地材が腐食していたり、雨漏りの被害が広範囲にわたる場合は、葺き替えが必要になります。

状況が悪化している場合は、部分補修やカバー工法などを行っても劣化の根本的な原因を解決できずに、腐食が進んでしまったり、雨漏りが再発するといったトラブルに発展する可能性があります。

屋根葺き替えのメリット

雨漏り・劣化リスクの根本解決

葺き替えは古い屋根材や劣化した下地を全て新しくするため、屋根全体の耐久性を向上させたり、雨漏りの根本原因を解決することが可能です。

カバー工法の場合は古い屋根材を撤去しないので、もし下地の状況判断を誤って施工を進めてしまうと、屋根内部で下地の腐食が進行してしまったり、雨漏りが発生する恐れがあります。

屋根の軽量化・耐震性の向上

瓦屋根などの重量のある屋根の場合は、金属屋根やスレート屋根などの軽量な素材に変更することで、耐震性の向上に繋がるメリットがあります。

断熱性・遮音性などの向上

近年の屋根材には断熱・遮熱性や遮音性を持つ製品も多く存在します。例えば、断熱・遮熱効果のある屋根材は、夏の室内温度上昇を抑え、省エネ効果が期待できます。

また、遮音性のある屋根材であれば屋根に当たる雨音を抑えられるなど、立地環境や生活の悩みに合わせた性能を選ぶことで、日頃の生活をより快適に過ごすことができるでしょう。

外観イメージの向上

屋根材を新しくすることで、建物のイメージを変えることができます。綺麗な屋根になるのはもちろん、外壁や外構との統一感を出すことで、よりデザイン性に優れた住宅を作り出すことが可能です。

屋根葺き替えのデメリット

工事費用が高額

葺き替えは古くなった屋根材や下地材の撤去・処分も行うため、処分費や人件費などの費用も必要となり、カバー工法などと比べるとトータルコストも高額になってしまいます。

屋根リフォームの中でも、葺き替えは最も大掛かりな工事となるので、予算に余裕をを持ってメンテナンス計画を立てておくことが大切です。

工期が長め

葺き替えは屋根全体を交換するため、工期も長めになる傾向にあります。一般的にカバー工法の場合は5日~7日程度ですが、葺き替えは7日~10日程度かかります。

ただし、屋根の大きさや天候などによっても変わってくるため、施工時期に希望がある方は、早めに業者に見積りを依頼して相談しておくようにしましょう。

ホコリや騒音の発生

屋根材の撤去時にホコリや騒音が発生する点もデメリットのひとつです。施工業者が養生シートなどで覆って対策するのはもちろんですが、どうしてもホコリが待ってしまう可能性はあります。

近隣住民とのトラブルを避ける為にも、工事開始前にしっかりと挨拶しておく等の配慮が重要となります。

屋根材の種類と特徴

選ぶ屋根材によって耐久性や費用、見た目も大きく変わってきます。主な屋根材の種類とそれぞれの特徴は以下の通りです。

屋根材 特徴 耐用年数 価格(㎡)
スレート カラーバリエーションが豊富でデザイン性にも優れている。比較的安価で軽量だが、割れや凍害が起こりやすいので注意。 20~25年 約4,500円~8,000円
ガルバリウム鋼板 デザインが豊富。軽量でサビに強く、耐久性も高い。ただし、金属なので雨音が響いたり、サビの原因となる傷やへこみが起こりやすい。 30~40年 約6,000円~9,000円
アスファルトシングル 柔軟性があり、デザイン性が高い。軽量で施工性にも優れている。強風で剥がれたり、高温多湿環境ではコケやカビが発生しやすい。 30~40年 約6,000円~8,000円
日本瓦 耐久性が非常に高く、和風建築に向いている。ただ、重量があるので耐震性に不安が残る。また、塗装は不要だが、漆喰補修などの定期的な点検・部分補修は必要。 50~100年 約8,000~12,000円

屋根葺き替えの費用相場

屋根葺き替えの費用は、150万円~200万円が相場です。費用は屋根材の種類や施工面積、勾配、下地の状況などによって変動します。

屋根葺き替えの流れ

まずは足場や養生ネットを設置し、既存の屋根材を撤去します。次に下地の状況を確認し、必要に応じて下地の補修や補強を行います。

下地の状態を整えたら、新しい防水シートと屋根材を施工していきます。

最後に防水性を高めるために、板金の取り付けやシーリングの充填などの雨仕舞をしっかりと仕上げて終了です。

まとめ

屋根葺き替えは、大掛かりなリフォーム工事であり、決して安い買い物ではありません。しかし、屋根全体をリニューアルすることで、雨漏りリスクの軽減や耐震性・耐久性の向上などの大きなメリットも得られます。

ご自身で屋根の状態を把握することは難しいかと思いますので、「屋根材の耐久年数が近いかも…」「雨漏りが気になる…」という方は、まず専門の業者に調査を依頼するようにしましょう。

弊社では豊富な実績を基に、お客様の要望や建物に適した葺き替え工事をご提案させていただきますので、お困りのことがございましたらお気軽にご相談いただければと思います。

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